ジャコ・パストリアスに興味があるでしょうか。
この記事はジャコ・パストリアスに関する伝記を読んだ感想を記載します。
私は趣味でウッドベース を弾き始めて2年のアマチュアです。あらためて言語化することで自分の知識の整理にもなりますし、もし最初に知っていたら良かったと思うことを当時の自分に向けて書いています。もしこれから始められる方のご参考になれば幸いです。
1.きっかけ
私はベースやベーシストに憧れてベースを始めたというわけではなく、ただJ-POPを聴くのが好きな人でした。
学生の頃知り合いのバイト仲間に今度ライブやるから聴きに来ない?と言われて、
ライブハウスに行ったのが初めてのライブハウスで、同級生なのにギター弾けるしライブできるってすごいなあと思っていました。
それから数年たち、社会人になってバンドって楽しそうだなとふわっと思っていたところ
たまたま先輩のギターの人から「ベースが空いてるけどやってみないか」声をかけて頂いて、やることにしました。
今思ったら小学生のリコーダー以外の楽器経験ないし、ベースに触ったことも無いのにやりますとよく言ったなあと思います。
バンドやると決めた時にどうせやるならちゃんと教えてもらおうと思って音楽教室に入りました。
ネットで場所を調べて行ったのですが、めっちゃ綺麗なエントランスだし、
緊張して入り口の周りを10分くらいウロウロしてから勇気を出して申し込みました。
さてさて、そのきっかけから時はさらに数年たち、有名ベーシストについて調べていたところジャコパストリアスを知りこの本を手に取りました。
2.感想
この本は下記の構成で記載されています。
INTRO はじめに
Set List1 天才の証明
Set List2 音楽と自分
Set List3 クリエイトするということ
Set List1 プレイについて
Set List1 ジャコ・パストリアス・プロフィール
Set List1 必聴の4アルバム
Outro おわりに
はじめににも書かれていますが、この本はジャコがどのようにして天才へとなって行ったかがわかる語録となっています。
クリエイターたちへの金言となるでしょうと書かれています。
見開きで右のページに大きな写真、左のページに大きな文字でジャコの語録が記載されていますので
とても見やすいです。
私が特に印象に残った言葉は3つあります。
1つは「ベースを手にしてから間もなく、パーカーの6曲を弾けるようになった」とあります。
ジャコのドナリーは有名ですが、それをきっかけにチャーリーパーカーを知ることができました。
私も完コピではないですがチャーリーパーカーをベースで弾いてみましたがとても良い練習になりました。
ジャコのレコードプレイヤーが古くてベース音が聞き取れないけどパーカーのサックスの音は聞こえたから
それを耳コピしたとかいてあったと思います。
偶然かもしれませんがそんなきっかけもあるのだなと思いました。
2つ目は「僕は自分の声で歌うシンガーではないけれど、ベースを弾くことによって歌っているんだ」
この言葉を聞いて、ベースパートに限らず、メロディをコピーしても良いのかなと思ってJ-POPなどのメロディをコピーし始めました。
(パーカーもメロディです)
実際楽しいし、良い練習になると思います。
そして最後の3つ目は「失敗することがパワーになることだってある」です。
私自身思いっきり失敗したときの方が得るもの身につくものがあると思いました。
映画「JACO」が公開されていますがまだ見ていませんでした。
この本をきっかけに思い出したのでまた映画の方も見てみたいと思います。
また必聴のアルバム4つのうち1つしか聴いていないのでこれをきっかけにまた聴いてみたいと思います。
ちなみにこの本の中でジャコがフレットレスベースを作るためにバターナイフでフレットを抜いた話が出てくるのですが、
私もニッパーでフレットを抜いたことがあります。
ビッグバンドのメンバーからいらないエレキベースあるならフレット抜いてもいいと思うで、と言われたのがきっかけなのですが
それがジャコの真似になるとは知りませんでした。
(多分言ってくれた人は当然ジャコの話を知っていたのだと思います)
インターネットにフレットの抜き方は出てくるのでもし興味があればトライしてみてください。
(結構ちからもいるので大変でした笑)
3.まとめ
他にも刺さる言葉はたくさんありました。ジャコ・パストリアスに興味がある方に参考になるのではないでしょうか。
以上簡単ですが、まとめてみました。
ここまで読んで頂き有難うございました。
ベース関連の本としては【読み物】ベーシスト究極の選択60 板谷直樹氏著【簡単感想まとめ】がご参考になると思います。
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