ジャズのベース・ラインに興味があるでしょうか。
この記事はジャズのベース・ラインに関する本を読んだ感想を記載します。
私は趣味でウッドベース を弾き始めて2年のアマチュアです。あらためて言語化することで自分の知識の整理にもなりますし、もし最初に知っていたら良かったと思うことを当時の自分に向けて書いています。もしこれから始められる方のご参考になれば幸いです。
1.きっかけ
今までロックやJ-POPをやっていたので、ジャズはBGMとして聴いたことがあるくらいでした。
ある時ひょんなことからセッションというものがあることを知り、ジャズではウォーキングとかランニングと呼ばれるベース・ラインがよく用いられることを知りました。どうやったら弾けるんだろうと思い、ある知り合いのベーシストの方が紹介されていたので手に入れました。
2.感想
この本は下記の構成で記載されています。
はじめに
INDEX[全3巻]
[第1巻]1〜35曲
[第2巻]36〜69曲
[第3巻]70〜104曲
全3巻で、104曲も載っています。
ベース・ラインの作り方については全く解説はありませんが、かなり基本に忠実なベース・ラインなのでベース・ラインの作り方については別の本で学ぶと、なぜその音を使うのか大体分かると思います。
一曲につき、大体3コーラス載っています。
1コーラスというのは初めから終わりまでの1曲分の長さの単位のイメージだと思います。
あまり詳しくないのですが、ジャズでは1コーラスを何度も回して、その中で展開させて行くことが多いです。
セッションホストの進め方とか場合にもよりますが1コーラス目は2ビートで落ち着いて始めて、その次は4ビートで、それからフロント、ギター、ピアノ、ベースのソロ、ドラムの4バース等々。。。
この本では1コーラス目は2ビート、2コーラス目は4ビート、そして3コーラス目は高音域も用いた華やかな4ビートといった具合に書いてあることが多いので、書いてる通りに弾くだけでも展開の仕方も学ぶことが出来ると思います。
黒本に載っている曲と載っていない曲が記載されているのですが、私はまず黒本に載っている曲からやっています。
私は紙にコードネームと本書のベースラインをタブ譜に手書きしてセッションに持っていって、それをずっとグルグル何周も弾いていました。
繰り返し弾いているとだんだん雰囲気が分かってくるので枯れ葉やAll of meはゆっくりだったら弾けるようになってきました。(と多分思います笑)
本書は実例集の名の通り、実例がたくさん載っています。(ベースラインの作り方は載っていません)
しかし、たまにコラムが書いてあり、それを読むだけでためになります。
私が買ったのはへ音だったのですが、タブ譜で書かれたバージョンも市販されているようです。
へ音からタブに書き直して弾いてみているのですが、これも読むための小さな一歩だと思ってやっています。いつかそのまま弾けるようになったら良いなと少し思います。
でも実際にはコードネームを見て何の音を使えるか分かる方が実践的な気もします。。笑
3.まとめ
ベース・ラインに興味がある方は参考になるのではないでしょうか。
以上簡単ですが、まとめてみました。
ここまで読んで頂き有難うございました。
ウォーキング・ベースの入門としては【教則本】1週間で完全習得!ウォーキング・ベース超入門【簡単感想まとめ】がご参考になると思います。
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