この記事は「ジャズの壁を超える100のアイディア 布川俊樹氏著」という本を読んだ感想を記載します。
私は趣味でウッドベース を弾き始めて2年のアマチュアです。あらためて言語化することで自分の知識の整理にもなりますし、もし最初に知っていたら良かったと思うことを当時の自分に向けて書いています。もしこれから始められる方のご参考になれば幸いです。
1.きっかけ
ジャズのことをあまり知らないので、教則本だけじゃなくて考え方の本も読んでみたいと思い本書を手に取りました。
(アマゾンのレビューも高そうでした)
2.感想
この本は下記の構成で記載されています。
第1部 100のアイディア
第1章 音楽編 布川師匠の音楽する心
第2章 練習編 日々是練習
第3章 理論編 理論は作れ!
第4章 実践編 演奏こそ最良の練習なり
第5章 音楽よもやま話 音楽と共に生きる
第2部 ジャングル・エッセイ
この本はQ & Aの形で書かれています。
特に印象に残ったポイント3点を紹介します。
1つ目は、フュージョンをやるのにジャズは必要か?です。
答えとしてはもしジャズとするとなったらジャズは相当練習が必要だからそんなに好きではないのならそこまで深入りしなくても良いのではということです。
私もセッションで全然弾けなかったから少し勉強してみようという気持ちが起こったのもありますが
あるYoutubeでスタジオミュージシャンが上手くなろうと思ったらジャズをやると良いと言っていたことも影響されました。しかしいざやってみると基本的なところ終えた後は色々なフレーズを身につける必要があるようで、大変だなと感じています。好きかどうかでもっと続けるか自分で決めたら良いと思いました。
2つ目は、技術と表現についてです。
例としてドラマーが枯葉を弾く場合と、ピアノがすらすら弾ける人が枯葉を弾く場合とで前者の方が味があってよく感じるという例を挙げていました。メロディの作り方とかノリの技術がそうさせるのではと書かれていました。
3つ目は、恋愛経験と演奏についてです。
実際著者は好きな女を思い浮かべるて演奏することもあるそうです。(脳の働きが変わるんじゃないないですかとも書かれていました)あながち無関係ではないのかもしれません。
3.まとめ
ジャズギタリストの考え方が垣間見える、貴重な資料だと思いました。
以上簡単ですが、まとめてみました。
ここまで読んで頂き有難うございました。
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