楽器が弾けるようには繰り返し練習する必要があります。
単に音を鳴らすだけならタブ譜をみて鳴らせば良いですが
音の長さやニュアンス、楽器の構え方など本だけでは分からないことがたくさんあります。
そのため一番良いのは音楽教室や楽器が弾ける人に教わるのが一番良いと思います。
しかし、現在では動画やDVDなど独学でも学べる環境も揃いつつあると思います。
教則本を見て実際に自分の指を動かすことが大切です。
(クラシック等でも行われている鏡で自分の演奏する姿を確認する練習や
スマホで自分の演奏を録画することもとても効果的です。)
オンラインでの学習に興味がある方はこちらもおすすめです。
教わっている人は先生からおすすめされる練習をすることが一番良いですが、
さらに向上心のある方は合理的な練習を取り入れることで成長が加速するかもしれません。
また学生や社会人であれば勉強や仕事に忙しいので合理的な練習が不可欠です。
間違った練習すると間違ったことが身についてしまいます。
最短距離で上達するためにはどのような練習すれば良いか見ていきたいと思います。
私はエレキベース10年,ウッドベース3年のアマチュアです。
あらためて言語化することで自分の知識の整理にもなりますし、もし最初に知っていたら良かったと思うことを当時の自分に向けて書いています。もしこれから始められる方のご参考になれば幸いです。
一生使える ベース基礎トレ本
著者の板谷直樹氏はYOUTUBEで動画配信されているのですが、とても参考になります。この本のシリーズで「ベースのフィルインを究める」という本がありその本に載っているほとんど全てのフレーズ(50以上)を実演されています。他にもireal proを使った練習のアイデアを惜しげもなく披露されていて素晴らしい内容です。
1週間で完全習得!コード理論で作れるベース・ライン超入門
はじめにに書かれていましたが本書はコードについて解説されていますが、脱TAB譜というのも裏テーマだそうです。TAB譜を見ていることがほとんどなので、脱TAB譜&コード・アプローチできるようになりたいと思いました。
1週間で完全習得!ウォーキング・ベース超入門
この本で特に勉強になったのはルート5度3度それぞれのウォーキングベースにおける重み付け(優先度)を図解で示してくれていることです。(本書ではギザギザの法則として紹介されています.
ウォーキングベースの基本について知ることが出来ます。
ファンク・セッション・ベース・ソロ・スタディ
セッションの場で教えてもらったのですがファンクには4C(よんしー)と言われる定番の4曲があります。
The CHICKEN,Cantaloupe Island,Chameleon,Cissy Strutです。
4Cのうち3つ入っています。
はじめににも書かれていますが、ソロの例が長く書かれているのでこの中で気に入った部分を取り入れるという方法が良いです。
ベーシストのリズム感向上メカニズム
この本の副題として「グルーヴを鍛える10のコンセプトとトレーニング」とあります。
グルーヴについて明解に言語化されています。
私が特に印象に残ったのは楽器を使わずにエクササイズするというテーマです。
手と足でリズムを取るという練習方法です。
江川ほーじんさんがスラップのDVDの中で楽器使わなくてもリズム良くずっと歩くだけでとても良いリズム練習になるでと仰られていたのを思い出しました。
スラップ・ベース完全攻略
丁寧に構え方から教えてくださるので初めてスラップ始める方にもおすすめだと思います。
スラップ初心者から上級者までスラップにご興味があれば参考にされてはいかがでしょうか。
トークもとても面白いのでおすすめです。
ネットニュースで江川ほーじんさんが交通事故に遭われていまだ意識が戻らないと聞きました。早く回復して素晴らしいスラップとトークを聴きたいです。
DVD VICTOR WOOTENグルーヴワークショップ
バークレーの生徒達に対してヴィクターウッテンが講義をする貴重な資料です。
生徒達に答えさせたり考えさせたりする非常に対話的な講義で多くの学びがあります。
ほぼ音学理論の用語は使わずに習熟のために何が大切なのかをヴィクターウッテンが語ってくれます。
リズム練習は高度すぎてバークレーの生徒も苦戦していましたが、参考になりました。
ベースやっている人だけではなく音楽をやっている人みんなに参考になる講義だと思います。
聴くことが重要であることを再認識出来ます。
まとめ
書いているうちに私にとって学びが多い本リストになってしまいました笑
楽器習得には長い時間がかかりますが、正しいやり方で繰り返し練習すればきっと上達出来ると思います。
ここまで読んで頂き有難うございました。
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