スラップをどう弾いたら良いかわからなくて、Amazonで初心者向けのスラップのDVDを探していました。この記事は、エレキベースのスラップに興味がある方向けの記事です。
私は趣味でウッドベース を弾き始めて2年のアマチュアです。あらためて言語化することで自分の知識の整理にもなりますし、もし最初に知っていたら良かったと思うことを当時の自分に向けて書いています。もしこれから始められる方のご参考になれば幸いです。
1.きっかけ
ベースを始めた時はスラップというテクニックすら知らなかったのですが、どうやらスラップというのはカッコよくて人気のある奏法らしいと聞いて、何か良い教則本・DVDがないかなと探していました。たしかAmazonで中古で入手することが出来たと思います。
2.感想
インストラクターの江川ほーじんさんの軽快なトークが面白くてとても楽しいです。「関西人なのですぐウケを狙ってしまうんだよね」ともおっしゃられていました。まずスラップをやったことがない方向けに一から教えてくださるのでとても分かり易かったです。若い頃キャバレーで何時間もオクターブを弾かないといけないのがしんどくて、左手親指で弦を押さえることにより楽チンに何時間でも弾ける方法を紹介されていました。教則本通りではなく自分のやり方を見つける姿勢がすごいなと思いました。(江川ほーじんさん自身も周りに誰も教えてくれる人もいないし映像のないのでスラップも耳で聴いて、こうすれば同じ音が出るのではと自分で試行錯誤したそうです。数年経ってから周りのベーシストとフォームが違うことに気づいたそうです。)
また実践の場で何時間も弾くことにより演奏技術を磨いていかれたのだなと思いました。
江川さんはとても手が小さいですが、ベースを弾くのに手の大きさは関係ない。しかし欧米の方のようにストラップを長くする構え方は厳しいからストラップの長さはとても重要だとおっしゃられていました。教え方もとても上手で最初は非常にとてもゆっくりやってくれます。教えてくれた後に超早いスーパーテクニックも見せてくれるのですごいなと思いました。
私はあまりスラップできないのですがスラップはかなり上級者向けの奏法だと思います。理由はまずスラップを弾くこと自体が難しいということ。次にもしスラップを弾くことが出来たとしてもアンサンブルとしてバンドで合わせるのはさらに難しいことだと思うからです。ベース以外のプレイヤーも全員上手であれば良いのですが、そうでない場合にベースの役割はその豊かな低音でバンドをまとめる力があるのが魅力だと思っているのですが、スラップだとアタックによる点を強調できるのですが、バンドの雰囲気を作ることは少し難しいんじゃないのかなと思っています。もう少しスラップでできるようになると違う印象を持つのかもしれませんが、今現在の感想を書いてみました。(またすぐに気が変わってスラップ練習始めているかもしれません笑)
3.まとめ
とても面白いのでおすすめです。スラップ初心者から上級者までスラップにご興味があれば参考にされてはいかがでしょうか。
ネットニュースで江川ほーじんさんが交通事故に遭われていまだ意識が戻らないと聞きました。早く回復して素晴らしいスラップとトークを聴きたいです。
以上簡単ですが、まとめてみました。
ここまで読んで頂き有難うございました。
音楽やグルーヴについては【おすすめ教則DVD】VICTOR WOOTENグルーヴワークショップ【簡単まとめ】がご参考になると思います。
コメント